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2009年11月17日

アルゼンチンの国際関係

2001年のデフォールト以来、アルゼンチンは諸外国に大きく不信感を持たれ、1982年のマルビーナス戦争以来の国際的な孤立に陥ったが、現在は債務の返済などを軸に国際社会への復帰が進められている。アルゼンチンは南極条約締結国であり、南極の領有権を主張している。また、アルゼンチンはイギリスが実効支配するマルビーナス諸島の領有権を主張している。

戦前はイギリスに周辺国化され、半ば属国のような感がありながらも、経済力を背景にスペイン語圏を代表する国家として旧宗主国スペインを凌ぐ勢いで権勢を誇り、北米において似たような立場にあったアメリカ合衆国をライバル視し、同国がモンロー主義の下で中南米を勢力圏に入れようとするのに対し、常に独自外交の元でアメリカ合衆国とは距離を置き、他のラテンアメリカ諸国とは一線を画していた。

また、ビーグル水道で領土問題を抱えていたチリとは伝統的に仲が悪く、第二次大戦後は何度か戦争直前にまで陥ったこともあった。1984年にローマ教皇フアン・パブロ2世の仲介により、アルゼンチンが系争地のピクトン島・レノックス島・ヌエバ島のチリ帰属を認め、領土問題で妥協することにより友好関係が確立された。しかし、その後2004年に事前に連絡なくチリへの天然ガスの輸送を停止してしまったことが大きな外交問題となった。

アルゼンチンの最大のライバルはやはりブラジルであり、オリンピックやサッカーの大会がある度にお互いに強烈な対抗意識を持って争っていたが、ラウル・アルフォンシンの融和政策が功を奏し、現在ではお互いにメルコスールに加盟するなどの経済統合が進んでいる。

以上のような事情により、現在アルゼンチンはブラジルを軸としたラテンアメリカ統合の主要国として影響力を保っている。また、対外政策では一線を画しながらも石油、天然ガスを軸にしたベネズエラのチャベス政権との友好関係がキルチネル政権以来続いている。

ヨーロッパとの関係も重要であり、最も仲の良い国家はスペインである。現在スペインには、言語が共通するために多くのラテンアメリカ人が出稼ぎ、移民として居住しているが、アルゼンチン人もその例外ではなく、多くのアルゼンチン人がスペインに移住している。

日本とは戦前からの長い友好関係が続き、マルビーナス戦争中にも日本がアルゼンチンとの断交を行わなかったなどの友好的政策は、現在でもアルゼンチンの知日家に高く評価されている。

2007年12月クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル新大統領は、多国間主義とテロ根絶を強調した。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
南アメリカ南部に位置し首都はブエノスアイレスです。

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